その糖質制限逆に太ります!間違ったやり方で代謝が下がる理由とは・・・

PFCバランス

「白ご飯抜いているのに痩せない…」

「糖質=太るって聞いたから控えてる…」

「糖質を抜けば痩せる」

と信じて、炭水化物を極端に減らしている人はいませんか?

たしかに短期間で体重が減ることもあります。

しかし、それは本当に「脂肪」が減っているのでしょうか?

僕自身、過去に糖質制限を意識しすぎて、朝はプロテインだけ、夜は野菜とサバ缶といった食生活をしていたことがあります。

最初の1〜2週間は体重が落ちて喜んでいましたが、次第にトレーニングのパフォーマンスが下がり、疲れやすくなり、筋肉まで落ちてしまったという苦い経験があります。

実は、糖質(炭水化物)は筋肉のエネルギー源として非常に重要で、体づくりにおいて欠かせない栄養素です。

極端な制限は筋肉を分解させ、代謝を下げ、太りやすい体をつくってしまう原因になります。

この記事では、

●なぜ間違った糖質制限が逆効果なのか

●代謝を下げてしまう仕組み

●正しい糖質の摂り方とPFCバランス

について、科学的かつ実践的に解説していきます。

糖質を見直すことで、より健康的に、効率的に理想の体に近づけるヒントをお届けします。

ではいきましょう!

この記事を書いている僕は…
・普段は会社員として働き毎日お弁当を自分で作っています!
・休日に「PFCバランスを意識したワンプレートご飯」を作りSNSに投稿しています!
・週3回以上ジムに行き、体を鍛えています!(好きな筋トレメニューはTバーロウとインクラインスミスベンチプレスです…)←ここ重要

糖質=悪ではない!体づくりにおける糖質の役割とは?

糖質(炭水化物)は、体の中でブドウ糖に分解され、エネルギー源として使われます。

特に筋トレや有酸素運動をしている人にとっては、主なエネルギー源となるため欠かせません。

糖質が果たす主な役割

  • 筋トレ中のエネルギー源(グリコーゲン)

  • 脳の働きを保つ燃料

  • 筋肉の分解を防ぐ(たんぱく質節約効果)

体内の糖質が不足すると、筋肉を分解してエネルギー源に変えてしまう「糖新生」が起こります。

つまり、糖質不足=筋肉減少のリスクなのです。

また、脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源としています。

糖質を抜きすぎると集中力の低下や気分の落ち込みにもつながります。

間違った糖質制限が招く体への悪影響

糖質制限は正しく行えば有効な手段の1つですが、極端なやり方や知識不足による制限は、以下のような悪影響をもたらします。

よくあるNG糖質制限の例

  • 主食を完全に抜く(ご飯・パンをゼロ)

  • 炭水化物=すべて太ると誤解して避ける

  • 糖質=砂糖だけと思っている

起こりやすい悪影響

  • 代謝の低下(筋肉量の減少による)

  • トレーニングの質が落ちる

  • 便秘・疲労感・イライラ

  • リバウンドのリスクが高まる

特に筋肉量の多い人やトレーニングをしている人は、エネルギー不足=筋力低下&代謝ダウンにつながり、かえって「太りやすく痩せにくい体」になってしまいます。

糖質を抜きすぎると代謝が下がる理由

代謝が落ちる仕組みを理解すると、糖質の重要性がよりクリアになります。

糖質不足 → 筋肉分解の流れ

  1. 糖質制限により血糖値が安定しない

  2. 体が筋肉を分解して糖を作ろうとする(糖新生)

  3. 筋肉量が減ることで基礎代謝が低下

  4. 消費カロリーが減り、痩せにくく太りやすい体に

特に減量期にこの流れが起こると、一時的に体重は減るが、見た目は引き締まらず、筋肉が削れていくという最悪の展開になりかねません。

また、糖質が不足すると、体が「省エネモード」になり、カロリー消費自体を抑えてしまいます。

これが停滞期リバウンドの原因でもあります。

糖質とPFCバランスの正しい付き合い方

糖質を制限するのではなく、「どのくらい、どのタイミングで、何の糖質を摂るか」が重要です

。ここでPFCバランスの考え方が役立ちます。

理想的なPFC比率(減量期の場合)

  • たんぱく質:30%

  • 脂質:20〜25%

  • 炭水化物:45〜50%

どんな糖質を選べばいいか?

  • 低GI値の炭水化物(玄米、オートミール、さつまいも)

  • 加工度の低い自然な糖質(果物、全粒粉パンなど)

  • 運動前後は吸収の早い糖質(白米、バナナなど)

糖質の摂取タイミングを意識することで、筋トレのパフォーマンスを維持しながら脂肪だけを効率よく落とすことができます。

健康的に体を作るための糖質との向き合い方

糖質=悪という考え方は、体づくりを妨げてしまいます。

むしろ、正しく摂ることで筋肉を守り、代謝を上げ、長期的に理想の体を作ることが可能です。

実践的なポイントまとめ

  • 糖質は完全に抜かず、質と量を調整する

  • トレーニング日は糖質を多めに摂ってOK

  • 朝・トレ前・トレ後は糖質が必要なタイミング

  • 低GI食品を中心に組み立てると血糖値も安定

PFCバランスを意識した食事を続けることで、糖質との正しい付き合い方が習慣になります。

制限するのではなく、活用する視点で糖質を見ることが、体づくりの成功に直結します。

まとめ

間違った糖質制限は、体重が減っても筋肉を落とし、代謝を下げてしまう危険性があります。

短期的には効果があるように感じても、長期的には「太りやすく痩せにくい体」をつくってしまう原因になります。

糖質は、筋肉のエネルギー源として、体づくりに欠かせない栄養素です。

僕は毎日、白米を食べています!

それでもPFCバランスや一日の摂取カロリー次第で体重も落とせますし、体脂肪率も落とすことができました!

完全に抜くのではなく、PFCバランスの中で正しく摂ることが大切です。

あなたの筋トレやボディメイクを無駄にしないためにも、今一度「糖質の見直し」を始めてみませんか?

それが、健康的で効率的な体づくりへの第一歩になるはずです。

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