「朝起きたばかりだと食べるのがきつい…」
「朝は時間がないから菓子パンだけ…」
「朝食を抜いたほうが痩せるのでは…?」
そんな声をよく耳にしますが、実はそれ、間違ったダイエット習慣かもしれません。
朝食を食べないことで代謝が落ちたり、昼食や夕食でのドカ食いを招いてしまうケースもあります。
僕自身も過去に朝起きたばかりの食事がきつく、食べない方が摂取カロリーも抑えられて減量できるのではないかと考えていたのですが、
朝食をPFCバランスよくしっかりと食べるようになってから、体の調子もよくなり、筋トレの効果も感じやすくなりました。
この記事では、
●ダイエット中にこそ朝食をしっかり摂るべき理由
●痩せる朝食に必要な要素
●すぐに試せる簡単メニュー
を紹介します。
「朝は時間がない」「食欲がない」という方でも無理なく取り入れられる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
ではいきましょう!
・普段は会社員として働き毎日お弁当を自分で作っています!
・休日に「PFCバランスを意識したワンプレートご飯」を作りSNSに投稿しています!
→@takuto_pfconeplate
・週3回以上ジムに行き、体を鍛えています!(好きな筋トレメニューはTバーロウとインクラインスミスベンチプレスです…)←ここ重要
なぜ朝食が“痩せる体”を作るのか?
朝食には、体のエンジンをかける「スイッチ」のような役割があります。
寝ている間、私たちの体はエネルギー消費を最小限に抑えるモードに入っています。
朝になって何も食べないままでいると、代謝は上がらず、脂肪を燃やす効率が落ちてしまいます。
また、朝食を抜くことで空腹状態が続き、昼食でつい糖質や脂質を摂りすぎてしまう傾向があります。
その結果、血糖値が急上昇し、インスリンが多く分泌されて脂肪が蓄積されやすくなるのです。
朝食を摂ることで得られるメリットは以下のとおりです。
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体温が上がり、基礎代謝が促進される
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昼・夜の食欲の暴走を抑えられる
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血糖値のコントロールがしやすくなる
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集中力が上がり、1日を快適に過ごせる
つまり、朝食はただの「食事」ではなく、ダイエットや健康的な体づくりの土台になる習慣なのです。
朝食に取り入れるべきPFCバランスとは?
ダイエット中でも「朝ごはんはしっかり食べよう」と言われるのは、エネルギー源を正しく摂ることで1日の代謝を高め、脂肪を効率よく燃やすためです。
そのためには、PFCバランスを意識した朝食がとても大切です。
PFCとは以下の3つの栄養素の頭文字です。
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P(Protein)=たんぱく質
筋肉を作る材料となる。ダイエット中でも必須。 -
F(Fat)=脂質
ホルモンバランスを保ち、体温維持に関与。 -
C(Carbohydrate)=炭水化物
脳と筋肉のエネルギー源。朝に摂ると代謝が上がりやすい。
たとえば、「おにぎりだけ」「パンだけ」のような朝食ではC(炭水化物)に偏りがちです。
逆に、プロテインだけ飲んで終わりというのもP(たんぱく質)だけでバランスがよくありません。
理想は以下のような比率を目安にするとよいでしょう。
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P:20〜30%
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F:20〜30%
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C:40〜50%
もちろんこれはあくまで目安ですが、朝の食事でこのバランスを意識するだけでも、筋肉の分解を防ぎ、脂肪燃焼を助ける「痩せやすい体」に近づきます。
避けたい朝食メニューとその理由
痩せたい人にとって、「これはやめたほうがいい」という朝食の例もあります。
以下は代表的なNGパターンです。
1. 菓子パン+カフェオレの朝食
糖質・脂質が多く、たんぱく質が不足してしまうパターンです。
血糖値が急上昇して眠気や集中力の低下を招きます。
2. フルーツだけの朝食
ビタミンは摂れますが、たんぱく質・脂質がほぼ含まれておらずエネルギー不足になります。
結果として代謝が上がりにくくなります。
3. 朝食抜き
最も代謝が落ちやすく、筋肉の分解も進む危険性があります。
体脂肪を減らしたい人には逆効果です。
何を食べるかだけでなく、「食べない選択」も、実はダイエットの妨げになっていることが多いのです。
痩せたい人におすすめの朝食メニュー3選
ここでは、PFCバランスが整った朝食のメニューを3つ紹介します。
忙しい朝でも作りやすいものを厳選しました。
① 豆腐と卵の和風プレート
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ごはん 100g
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卵焼き
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冷ややっこ(納豆をのせると◎)
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みそ汁(わかめ・豆腐)
→ 和食スタイルで消化もよく、たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスもGOOD。
② 鶏むねサラダボウル+全粒粉パン
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鶏むね肉の塩ゆで or サラダチキン
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ゆで卵
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野菜ミックスサラダ
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全粒粉パン1枚
→ 高たんぱく&低脂質。ダイエット中でも満足感があります。
③ オートミールプロテインボウル
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オートミール 30g
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豆乳 or 無調整ミルク
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バナナ1/2本
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プロテインパウダー1杯(バニラ味推奨)
→ 甘みもあって食べやすく、手間も最小限。朝にぴったりの「痩せるおやつ系朝食」。
朝食が続かない人への対策とコツ
「朝ごはん、続かない…」という方は、以下のような悩みを持っていることが多いです。
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朝は食欲がない
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時間がない
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作るのがめんどう
このような場合でも工夫すれば続けられます。
具体的には以下のポイントを意識してみてください。
●前日の夜に準備する
→ ゆで卵・サラダ・おにぎりなどを夜のうちに作っておくと、朝は温めるだけでOK。
●プロテインをうまく活用する
→ 固形物がつらい人は、プロテイン+バナナなど、ドリンクスタイルにしてみましょう。
●無理に食べない、軽く食べる
→ どうしても食べられない日は、オートミールやヨーグルトだけでもOK。大切なのは「何かしら口にする」ことです。
少しずつ習慣化すれば、朝食のありがたみが実感できるようになります。
まとめ
「朝食=太る」ではなく、「朝食=痩せる習慣」です。
ポイントは、PFCバランスを意識して、代謝を高める内容にすること。
そして、毎日続けられるシンプルな形にすることが成功の秘訣です。
・避けたいNG朝食を知る
・簡単で続けられるレシピを選ぶ
・準備や工夫で「朝食習慣」を定着させる
これらを意識することで、朝食があなたのダイエットの味方になります。
「朝を制する者が、1日を制する」と言っても過言ではありません。ぜひ、明日の朝から意識してみてください!
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